インベスコ・グループが、国内不動産投資信託のインベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(IOJ)に対して非公開化を目的にTOBを実施することを発表した。買付代金は最大2002億円で、買付予定数は880万2650口。買付期間は6月18日~7月27日で、決済の開始日は8月3日。IOJは都内を地盤にオフィスビルを中心に投資物件を持ち、東証REITに2014年に上場した。M&Aアドバイザーとしては、今後も不動産市場において、TOBやM&Aが活発化する可能性があると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。